あなたは弱い人

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これを見てどう思いますか?

人それぞれその時の状況にもよって感じ方は違うと思います。

私だったら悲しい気持ちになったり落ち込んだりするかもしれません。

「そんなの言われなくても分かってるよ」

って少しムッとするかもしれません。

でも弱くていいのです。

私は色々な経験を経て過去の自分より強くなったと思っていました。

あんなに辛い経験を乗り越えたんだから

もう大丈夫

私は強くなれたんだ

そう思っていました。

最近少し心がザワつくようなことがあったのですが

そういう時ってなぜか立て続けに悲しいことが起きるんですよね。

悲しいと思っているとそれに引き寄せられるのか

いつもだったらへっちゃらだけど少し傷ついているから沁みるのか

家に帰った途端に涙が止まりませんでした。

こんなことで泣くなんて

私は強くなったと思っていたのに

いや、大丈夫

私は変われたんだ

と思おうとしましたが

なんとなく心が嫌がっているような気がしました。

なんだか腑に落ちないというか気持ち悪いというか…

でもこんな小さなことで泣くなんてそんな弱い私から変われたんじゃなかったのかなぁ

とさらに落ち込みました。

でもその時気付きました。

傷つきやすい自分はあまり変わっていないのだと。

そう簡単には人は変われないと言いますが

そこは変わってないんだと気付きました。

でも以前と違う私に気付きました。

以前の私は自分が悲しい思いをすると

こんな悲しい思いをするのは私だけでいい

誰かが私と同じように傷つかないように私は気を付けよう

もしも同じように傷ついた人がいたならその痛みが分かるから寄り添ってあげたい

と思っていました。

私が感じた悲しい思いを他の人にもさせたくないから私自身気を付けよう

寄り添ってあげよう

これは以前と同じなのですが今違うのは

この悲しみをまた経験しないようにするには次どうしたら改善できるかと

考えたことでした。

前の私だったら

悲しい、なんでこんな悲しいことばかり起きるの

私が悪いのかな

と落ち込み続け最終的にこんな悲しい思いをするのは私だけでいいんだ

他の誰にもこんなに悲しい思いはしてほしくない

と自分を責めて悲劇のヒロインでした。

自分で言うのはなんですが

優しいと言ってもらえることが多い方かなと思うのですが

それは私が傷つきやすいからです。

傷つきやすいとその気持ちが分かって相手に共感できるから。

今どんな気持ちか、どうしたら悲しみが和らぐか考え寄り添えるから。

なるべく悲しい思いをさせたくないと思うから。

それは良いことだと思っています。

でも過去の自分にはそこに自分がいないのです。

私はいいんだと自分で自分を大切にしていなかった

よく耳にする言葉ですが

自分を大切にしない人は人にも大切にされない

これは本当です。

過去の私もその言葉を知っていたのですが

自分を大切にするということがどういう事か分からなかった

そして弱い自分を否定していました。

なぜ自分はこんなに弱いのかと

もっと強くならなくてはダメだと

今やっと気付きました

大切にするというのは

受け入れる、理解することではないかと

私は傷つきやすいけれどそれは私の優しさを作っているのだから無理になくそうとしなくていいのだと

悲しいとき、辛いときは泣いていいんだと

やっとそう感じることができました。

涙にはストレス物質のコルチゾール(別名:ストレスホルモン)が含まれていて

それを体外に排出するデトックス効果があります。

大前提どうしても時と場所は選ばなくてはなりませんが

1人でいる時に泣いちゃダメだ

泣いてばかりでなんて弱いんだと

自分を責めなくていいんです。

我慢しないで

泣いていいです

それこそ涙が枯れるまで

そして落ち着いたあとに

どうしたら同じことが起きないか考えてみて下さい。

自分が悪いから、ダメだから

またはあの人のせいで

ではなく誰かの言葉や態度で傷ついたとしたら

やんわり伝えてみて下さい。

怖いかもしれませんが人は伝えなければ分かりません。

私は口で言うと涙が出そうになるタイプなので文章で伝えたりします。

本当に人の感じ方はそれぞれで

人がなんとも思っていないことで

自分は傷ついているなんてこともあります。

でも伝えないと傷ついていることさえ分からず

また同じことの繰り返しになるかもしれません。

伝えないと分かりませんが

伝えたから変わってくれるよね?と期待はしないでおきましょう。

残酷なことを言うようですが

自分以上に人は変わってくれません。

でもそこで伝えられたなら伝えられた自分を褒めて下さい。

あなたは行動出来たのですから。

もしくは辛いことから離れてもいいと思います。

それは逃げではありません。

離れるのもとてもエネルギーがいることなのでなかなか踏み出せないのも分かります。

でも私は辛い場所から離れることを決心して

さよならしたことがありますが

本当によく頑張ったと

今でも自分を褒めるときがあります。

そしてその辛さが過去になった今は

その時の経験に感謝が出来るようになりました。

夜眠れること

ご飯が美味しいと感じること

涙を流す日が減ったこと

日々の当たり前が、当たり前ではなかったことが

辛い経験を通してようやく分かったのです。

辛い、悲しい

その気持ちにフタをしないで下さい。

あなたは弱くていい

泣いていい

むしろ思いっきり泣いて下さい

そのあとに次また同じことが起きないようにするにはどうしたらいいかなって

考えて

一歩踏み出しませんか

踏み出せないなら

踏み出せるようになるまで

泣いていいです

悲しんでいいです

自分のその気持ちを見えないフリしたら

ダメです

悲しんで悲しんで悲しんだら

いつか一歩踏み出せる日が来ます

強さに憧れはありますが

何も感じないことが傷つかないことだけが強さではないはず。

弱さを受け入れて

悲しみ抜いて

その先に一歩踏み出せたなら

それは強さだと思います。

どんなに時間がかかっても大丈夫

焦らなくっていいです。

あなたならいつかきっと出来るから大丈夫

今は涙を我慢せず、

少し休んで下さいね

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